RUN.EDGE株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:小口 淳、以下RUN.EDGE)は、リアルタイムプレー分析アプリケーションFL-UX Football(フラックスフットボール、以下FL-UX)を、国内外のサッカーチーム向けに販売開始しました。

FL-UXは、2020年2月、国内外のプロクラブ向けに提供を開始し、最先端のリアルタイム分析を含むプレー分析ツールとして、公式戦や日々の練習で活用されております。今回、プロの現場高く評価された機能を、スマートフォンやタブレットでより気軽に、そして快適に使えるよう改良を進め、中学、高校、大学などの部活動や地域のサッカークラブ等の一般クラブ向けにサービス提供を開始しました。

FL-UXプロモーションWebサイト:https://fl-ux.run-edge.com/ ※無料トライアルキャンペーン実施中

FL-UX ご紹介動画(約7分)はこちらhttps://youtu.be/_1T2uW2BPXs

FL-UXアプリトップページ。
メッセージアプリ感覚で設定できるチャットグループごとに、映像やコメントを共有できます。


プロクラブでのFL-UX活用

2020年の2月よりFL-UXを導入した川崎フロンターレ様では、今シーズンの試合映像の分析にFL-UXを活用しています。試合中に気になったシーンをピックアップして、試合後にすぐに確認することができるので、プレーの振り返りが効率的に行えるようになったと評価いただいています。

また、世界中のコーチ・分析官に最先端のサッカー分析を教えるコーチ養成アカデミーMBP School of Coaches(スペイン、バルセロナ)では、映像を使ったプレー分析講座でFL-UXを活用しています。講座の中でFL-UXによるプレー分析を体験した受講者の多くは、既に様々な分析ツールを試した経験がある中、FL-UXがオンライン利用に特化していて映像の編集から共有までをアプリ一つで完結できるという点や、オンラインで編集した映像をオフライン環境でも確認できる点を高く評価いただき、従来製品とは全く異なる新しい分析ツールとして、講座終了後も自らが所属するクラブでFL-UXを使い続けています。


FL-UXでできること

FL-UXは、タグ付け、映像への描画、共有、コミュニケーション、また最先端のリアルタイム分析が一つとなった強力なアプリケーションです。

1. 映像への「タギング(タグ付け)」(ビデオタギング、リアルタイムタギング)

ビデオやスマートフォンで撮影した試合映像をアップロードし、気になったシーンにタグを付けられる「ビデオタギング」だけでなく、実際の試合中にプレーの様子を見ながらリアルタイムでタグを付ける「リアルタイムタギング」ができます。付けたタグは、映像のシーンとして即時にクラウドで共有されるので、映像を使った分析共有・コミュニケーションをリアルタイムで実現できます。

画面下のカラフルなボタンが「タグ」。
タグはチームの戦略やその日の練習メニューによって自在にカスタマイズできます。


2. 映像編集・共有

シーン映像に描画やコメントを加えた形でメンバーと共有することができます。映像をチャット感覚でライトにやり取りできるので、映像をプレー分析にだけでなく、チームのコミュニケーション強化にも活用することができます。

タブレット、スマートフォンで、映像を活用したコミュニケーションが可能


3. 高度なプレー分析

試合を見ながらつけたタグを活用し、選手、フィールド、イベントごとにデータを集計したり、タグデータを時系列に整理した形で表示したりすることもできるので、データ分析からシーン映像による事実確認をシームレスに行うことができます。

シーケンス分析(プレーイベントを時系列で整理して分析)


4. オフライン環境での映像利用

タグをつけた映像を集めて、プレイリストとして保存しチームに共有することができます。プレイリストに保存したシーン映像はスマートフォンやPC、タブレットにダウンロードすることができるので、移動中やネットワーク環境の整っていないグラウンドなどでも、見たいときにいつでもプレーシーンを振り返ることが可能です。

プレイリストも目的に合わせて作成し、共有先を指定することができます。


FL-UXのユースケース

1. 試合後すぐに、プレーシーンを振り返り

グラウンドで試合を見ながら、気になったシーンにスマートフォンで簡単にタグをつけることができます。試合後に、カメラやスマートフォンで撮影した試合映像をアップロードすれば、すぐに気になるシーンを振り返ることができます。

タブレットやスマートフォンで、気になったシーンに手軽に「タグ」を付けられます。


2. 気になったシーンをシェアしてチャット

いつでも、どこでも映像を見ながら、チャット感覚でチームメンバーとコミュニケーションができます。「あの場面で、もっとこうしたら」というアイデアも、映像を共有しながらわかりやすく伝えることができます。

3.ミーティング用の映像集の作成

チームの改善や次の試合の戦術を検討するために必要なプレー映像集も、タグをつけたシーンを選んでプレイリストを作れば、チームにオンラインで共有したり、ミーティングでチームで確認したりすることができます。さらに、スポーツに特化した描画ツールで映像に書き込みも可能。面倒な編集作業は必要ありません。


なぜ、今、リアルタイムプレー分析なのか、FL-UXなのか。

2018年のW杯ロシア大会から⼩型携帯端末のベンチへの持ち込みが許可されて以降、ツールを使用したリアルタイムプレー分析が世界的に浸透してきました。その一方で、高度な分析ツールは一般のクラブには手が出しづらく、また、操作が複雑なため、コーチや選手たちの日常のオペレーションに浸透しない、という課題がありました。
そんな中、弊社は、プロクラブ様の現場で培われた高度な技術を活用しながらも、ユーザーにとって親しみやすい操作性を考慮し、スマートフォンでも、タブレットでも使えるアプリFL-UXを開発しました。
リアルタイムタグ付け・分析機能に加えて、従来の分析ツールでは一体化されていなかったチャット機能やプレイリスト機能を搭載することで、映像をプレー分析に活用するだけでなく、テキストや口頭では伝わりづらかったアイデアやイメージも映像で明確に伝えることができ、より踏み込んだチームコミュニケーションが実現できる、という新しい価値を提供することを可能にしました。

2020年、新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、スポーツチームにおいても、様々な制限の中でチャンスを活用することが課題となっています。そのような状況下においても効率的にプレー分析やチームコミュニケーションを行うためのツールとして、FL­-UXをこれからのチームスポーツにおけるコミュニケーションのスタンダードとして浸透させ、日本そして世界のスポーツ分析の発展に貢献してまいります。


FL-UX(フラックス)という名前の由来 – 快適さと驚きにあふれた、新しいエクスペリエンスを、フィールドで

FL-UX(フラックス)という製品の名前は、試合の中の出来事や一つひとつのプレーを「点」ではなく「流れ」(flux)で分析するために作られたツールであるということに由来しています。
また、私たちRUN.EDGEがUX(User Experience ユーザーエクスペリエンス:利用者のエクスペリエンス=経験、体験)を大切にしてものづくりをしていることや、この製品を使うことが利用者の皆様にとって今までにない快適さと驚きにあふれた体験となって欲しいという想いから、「UX」を切り分けました。さらに、この名前には、今までフィールドの外で試合後に行っていた分析作業を、フィールド上でリアルタイムにできる作業に変えていきたい、フィールドでの新しい体験(Field UX)を作りたいという想いも、この名前に込められています。


FL-UXをはじめよう!

FL-UXはチームの規模や練習スタイルに合わせて3つのプランを用意しています。月ごとのご契約で、1チームあたり2560円/月から始めることができます。映像をアップロードして編集・分析したい場合、またそれをチームメンバーに共有したい場合は分析ユーザーライセンスを購入してください。また、映像の試聴とコメントのみができる試聴ユーザーライセンスもご用意していますので、編集作業はせずに映像視聴だけしたいメンバー、保護者やOB・OGの方にはこちらのライセンスで、気軽に映像試聴とコミュニケーションを行なっていただけます。

価格・機能などの詳細はこちら:https://fl-ux.run-edge.com/


現在、2020年内の新規申し込みのお客様限定で、2021年2月末までの無料トライアルキャンペーンを行なっております。ぜひ、FL-UXの操作性を体感してください!

下記プロモーションサイトからアカウントを作成し、FL-UXにログインすれば、すぐに無料トライアルを始められます。
FL-UXプロモーションサイト:https://fl-ux.run-edge.com/

トライアル利用や機能に関するお問い合わせ先
FL-UXサポートお問い合わせ窓口:https://support.fl-ux.run-edge.com/inquiry/

RUN.EDGE株式会社
住所: 東京都渋谷区千駄ヶ谷5-1-11 IVY WORKS 3階
TEL: 03-5357-7028
担当: 伊藤 里恵